身長を伸ばすのに必要な栄養素は『カルシウム』だと思っていませんか?
実はこれは間違っています。

ここではカルシウムに対する迷信と、本当に身長を伸ばすのに必要な栄養素について書いています。

身長を伸ばすのにカルシウムは関係ない!?

よく、「牛乳をガンガン飲んでいたら背が高くなった」「小さいころからおやつ代わりに煮干しをたべさせていたらでかくなった」などといった話を聞きます。

そのため、身長を伸ばすためにはとにかくカルシウムと思ってしまいがちです。

もちろん、カルシウムは子供の成長に必要な栄養素であることは確かです。

しかし、それだけでは不十分なのです。

子供が成長することを、〈家を建てること〉と考えるとわかりやすいです。

家を建てるためには材木やコンクリートの建築資材、トラックや重機、釘や金づちなどの大工道具などが必要です。

しかしそれだけでは家は建ちませんよね?
それらの道具や資材を使う大工さんが必要です。
大工さんが道具や資材を使って家を建てていくわけです。

つまり、カルシウムだけを取っているということは、建築資材や道具だけがある状態。
それを活かす大工さんが必要で、それに相当するモノが必要ということです。

身長を伸ばすのに必要な栄養素って何ですか?

カルシウムは必要ですが、それ以外の栄養素はどういったものがいいのでしょうか?
主に身長を伸ばすために取ったほうがいい栄養素は以下の4つです。

マグネシウム

マグネシウムは骨の調整役で、骨が良好な状態を保てるようにしてくれる働きがあります。
また、カルシウムの吸収を調整する働きもあります。

カルシウムとマグネシウムはバランスが大事です。
摂取する割合は、カルシウム:マグネシウム=2:1が理想です。

タンパク質

骨や筋肉のもとになるのがタンパク質です。
また、成長ホルモンをより分泌させるように働きかけます。

ビタミン

ビタミンはいろいろありますが、特に、C、D、Kが重要です。

ビタミンCはコラーゲンの生成や、カルシウムの吸収を促してくれます。
また、骨の新陳代謝を促進してくれます。

コラーゲンは骨の土台になる成分です。
コラーゲンの土台にカルシウムがくっついて骨になるのです。

ビタミンDはカルシウムの吸収促進、カルシウムを骨に定着させてくれる働きがあります。

ビタミンKはカルシウムの吸収促進に加えて、骨からカルシウムが出ていくのを抑えてくれます。

亜鉛

タンパク質の生成を促進したり、骨の成長を促進します。
骨が形作られるのにタンパク質が必要なのですが、そのタンパク質の合成に亜鉛が必要なのです。

まとめ

身長を伸ばすのにカルシウムは必要ですが、他に取るべき栄養素もあるということを書きました。
いうまでもないことですが、ここに挙げていない栄養素も必要です。
全体的にバランスよく取ったうえで、身長を伸ばすという目的ならマグネシウム・タンパク質・ビタミン・亜鉛を取ったほうがイイ、ということです。

さらに近年では様々な研究結果から、アルギニンがいいといわれています。
アルギニンは成長ホルモンをより分泌させるという働きがあります。

成長ホルモンは脳下垂体というところから分泌されるのですが、この成長ホルモンには骨を伸ばす働き、筋肉を作る働きがあります。

身長を伸ばしたいと思っているお子さんに、上記の4点に加えてアルギニンを摂取するようにするといいですよ。